Web制作にかかる費用の考え方

Web制作の費用を構成する2つの要素

Web制作の費用は、主に2つの要素によって成り立っています。
ひとつは「戦略や企画の費用」もうひとつは「制作の費用」です。

①戦略や企画の費用

Web制作にかかる費用の一つ目の要素が、戦略や企画の費用です。これは平たく言えば、私たちが「考える時間の費用」です。多くの場合、お客様はWebサイトを制作することが目的ではなく、別の達成すべき目標があると思います。例えば、問い合わせの獲得、採用マッチング率の向上などです。

これらの目標に向け、適切な調査や施策を検討するのが「考える時間の費用」にあたります。現在の状況と目標とのギャップが大きければ、それだけ目標達成のためのハードルは高いものとなります。そうなれば当然、Webサイトで実施する施策も増えます。場合によってはWebサイト以外の施策を実施する必要があるかもしれません。このように、お客様の目標を達成するためのプランを考える時間がWeb制作の費用を構成する要素のひとつとなります。

②制作の費用

もう一つはWebサイトを制作する費用です。
Webサイトをデザインしたり、ブラウザで閲覧できるようにプログラミングするための費用です。こちらは比較的イメージしやすいかもしれません。

制作するボリュームは大きくなればなるほど、制作に必要な時間も大きくなり、費用も比例して大きくなります。

また、制作ボリュームは達成したい目標の大きさや難易度の高さと比例して大きくなる傾向にあります。つまり、達成したい目標が難しくなればなるほど、制作するWebサイトの規模やWeb制作以外の施策が多くなり、そのぶん制作に要する時間も大きくなり、最終的な費用も大きくなります。

課題解決型のWeb制作は一律●●●万円とお伝えしづらいビジネス

私たちは沢山の企業からWeb制作のご相談をいただきますが、その多くは、Webサイトを制作すること自体は目的ではありません。Web制作の背景には、ビジネス上の課題があり、その課題をクリアするためにWebサイトを制作する考えがあります。

企業の抱える課題や置かれている状況は1社1社で異なります。繰り返しになりますが、達成すべき目標によって制作内容も費用も異なります。場合によっては、お客様の抱える課題をクリアするためにはWeb制作が最適な解ではないこともあります。

Web制作の費用を算出するためには、目的を明確にする必要がある。

Web制作の費用は目標や目的が明確にならなければ正しい費用は算出できません。まずはお客様がWebサイトを制作したい理由を整理することから始まります。

例えば、以下のような問いを持ってみると分かりやすいでしょう。
・Webサイトから問い合わせを獲得したいのか?その場合、月に何件ほど獲得したいのか?
・採用の効果を上げたいのか?その場合、募集人数を集めたいのか?もしくはマッチング率を高めたいのか?

目標が明確になればなるほど、お見積りも正確に行えるようになります。
もちろん、ご相談いただく時点では、漠然とした目標になっていても構いません。私たちがヒヤリングのうえ、適切な目標の設定までご提案することも可能です。

Web制作の費用は高いのか?

ビジネスにおいて重要なのは費用対効果を見ることです。私たちは、効果の部分にきちんと向き合ったうえで、価格を設定しています。

例えば、Webサイトを50万円で制作したものの、ほとんど問い合わせを獲得できない場合は費用対効果が良いとは言えません。

一方で、毎月100万〜1000万規模の商談を、10件、20件と継続的に創出してくれる広告やマーケティング施策の場合はいかがでしょうか。たとえ50万円よりも高額だったとしても、費用対効果が高く、優れた発注といえるのではないしょうか。

このようにWeb制作の予算も、額面だけで判断することはオススメしません。マーケティング施策や営業支援の予算として、どれだけの効果が期待出来るのかという点で見ていただくと、費用の高い安いが判断できるのではないかと思います。

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